【第2回】ブログの方針について考えた話

― 今、ネット上にはたくさんのブログがある。大人も子供もお姉さんも、猫も杓子もブログをやっている。

― ブロガーたちはランキング入りを目指し、夢を追い続ける。

 世はまさに大ブロガー時代!!

  ありったけの夢をかき集めるのはさておきとして、本当にブログは腐るほどあると思う。だから、この「世はまさに大ブロガー時代!!」という絶対零度級のギャグも、どこかの誰かがすでに思いついてブログに書いているだろうし、「大ブロガー時代を生き抜くための方法」みたいな記事も、タイトルこそは違えど似たような内容のものがネット上に溢れかえっていることだろうと思う。

 僕もこのブログを始めた時、どこかの誰かが書いた「大ブロガー時代を生き抜くための方法」みたいな記事を読んだ。その記事には、SEO対策」「差別化」「収益化」などという言葉が羅列されていた。初めて聞く言葉もあったが、記事の作成者の説明はとても分かりやすく、大変立派なものであった。しかし、その記事を読んだ後に感じたのは、これは自分が目指したい方向性とは少し違うなということであった(もちろん、ブログは読者がいないと何も始まらないので最低限の知識は必要であると思う)。

 

 そこで僕は、自分がどんな記事をブログで書きたいのかということについて考えてみた。そして、その時に思い出したのが、ある有名なスティーブ・ジョブズのスピーチであった。このスピーチには「Connecting the dots」というキーワードが出てくる。日本語に訳すと「点と点をつなぐ」である。知らないという方は、ぜひ一度ご覧になっていただきたい。とても価値のあるスピーチだと僕は思う。

 

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 僕自身も点と点が繋がる瞬間を体験したことがある。そして、その点と点がつながる瞬間というのは、いつも意外な場面であったと記憶している(しかしどんな場面かと訊ねられるとすぐには思い出せないのだ)。僕はこれからこのブログで、自分の中で点と点がつながった体験を書いた記事や、誰かの中で新しい点として残るような記事を書いていきたいと思う。そして、誰かの中で僕が渡した点が将来つながるようなことがあれば嬉しい。もちろん、毎回そのような記事を書けるとも思わないが、「Connecting the dots」の精神を忘れないようにしたいと思う。では、最後に…

 ウィーアー!